1981-03-28 第94回国会 参議院 予算委員会 第18号
外務省の安全保障政策企画委員会、昨年七月にスタートしたわけでしょう。ここで取りまとめられた内容がずっとあるわけですが、 〔理事古賀雷四郎君退席、委員長着席〕この中で「安全保障確保のための外交の役割」という項目がございます。
外務省の安全保障政策企画委員会、昨年七月にスタートしたわけでしょう。ここで取りまとめられた内容がずっとあるわけですが、 〔理事古賀雷四郎君退席、委員長着席〕この中で「安全保障確保のための外交の役割」という項目がございます。
○和田静夫君 外務省内の勉強会のものですから、プライベートな性格なんでしょうが、「安全保障政策企画委員会第一ラウンドとりまとめ骨子」によりますと、「近年の東西関係はグローバルパワーを目指すソ連の挑戦とこれを受けて立つ米国、西側諸国によるグローバルな対応という形で推移している。」
○横路分科員 これは公式の外務省の見解だとはされていないのですが、去年の七月二十七日に、安全保障政策企画委員会という外務省内部のグループがまとめて発表されたものがございますね。その中で「グローバルな軍事バランスの観点からみた増強の必要性」ということをおっしゃっているわけです。
外務大臣、実は先日内閣委員会だったと思いますけれども、この内閣委員会で、例の外務省の安全保障政策企画委員会の「安全保障政策企画委員会第一ラウンドとりまとめ骨子」というやつですか、これについて質疑を行いました。それで、そのときに大臣にいろいろ質問いたしまして、いわゆる自衛官の海外派遣について質問をいたしました。大臣から答弁ありまして、そんなことはもう全然考えてないと、大臣の答弁だったわけです。
ことしの夏に同じく外務省の安全保障政策企画委員会、ここで第一ラウンドの取りまとめというのを発表されております。ここの中に書かれていることについて、八月十二日に参議院の内閣委員会で第一回目の議論がありました。
きょうの朝日新聞は、例の安全保障政策企画委員会がまとめた八〇年代の安全保障政策、これは「西側陣営の一員として軍事面での充実が重要であることを強調したもので「外務省はいつから防衛白書を出すことになった」などと批判をよんだ。」実に辛らつですよ。
特に今度の外交青書なりあるいはこの夏、あれは外務省につくられておる安全保障政策企画委員会ですね、そこで発表されておるものなんか見ますと、これはどうも、平和外交に徹していま国連で演説なさったことを真剣に具体的に実現する、追求を本気でやっているとは思えない。むしろ逆にソ連の軍事力がどうだ、こうだと言って、むしろ防衛庁の防衛力整備をあおるような、援護射撃をするような表現だと私どもは見ているわけです。
もっと言うなら、私は、いまこそソ連と積極的に接触していく、これが外務省の平和外交という立場じゃないかと思うのですが、それをどうも外交青書を見ると、盛んに、ソ連の脅威という言葉は使っておりませんけれども、ソ連の脅威を示唆するようなことを言っているし、何か外務省の安全保障政策企画委員会というのがつくられておる、そこでの発表された文書を見ても、やはりそういう点が強調されておるようですけれども、私はそれはむしろ
そういう中でわが国のとっている、防衛庁が考えているソ連軍に対するそういう考え方が、アメリカの中で議論になっている過大なそういう評価と結びついておるというところに大きな問題があるのではないか、私はこういうように考えて申し上げておるわけでありまして、そういう意味で、先ほど申し上げたように、外務省の安全保障政策企画委員会が第一ラウンドの骨子として出しているそういう一定の評価というものと、いま防衛庁が言うあるいは
○上田(卓)委員 きょうも外務省の方もお見えだと思うのですけれども、たとえば去る二十二日に、外務省の安全保障政策企画委員会が発表された第一ラウンドの骨子、ここにまとめがあるわけでございますが、当然ここでは外務省としての公式見解といった性格のものではないことを念のために断っておく、こういうことで公式見解ではないということはわかりますけれども、やはり外務省の中心メンバーが一定の考え方としてまとめたものとして
○木島則夫君 確かに差し当たって、いわゆるお金の援助ということもこれは大事なのかもしれませんけれど、外務省がおまとめになった、これは非公式なものでしょうけれど、「安全保障政策企画委員会第一ラウンドとりまとめ骨子」、ここの十七ページにも「世界の平和と安定のための貢献」という項をしつらえて、その中の数字の(3)には、「わが国は国連の平和維持活動に対し、従来の如き財政面における協力にとどまらず、人的貢献の
先生が御質問になりましたのは「安全保障政策企画委員会第一ラウンドとりまとめ骨子」というものについて御質問になったと思うのでございますが、これは、世界の平和と安定のために外交努力で、平和外交で貢献していこうという役割りは決していままでと変わっているというふうには思っておりません。それは同じだと思うのでございます。
○小杉委員 これで終わりますが、ここに外務省の若手の勉強会の資料として安全保障政策企画委員会の資料がありますが、この中では、将来の国連の平和維持活動に対する海外派兵というようなこともほのめかしておりますけれども、たとえばアメリカから防衛負担の増額を要求されているような中で、やはり日本が防衛力とか海外派兵という点で国際協力をするのではなくて、むしろこういう国連大学のような面を通じてもっと国際協力、国際関係
○高沢委員 いま大臣のお答えがありましたが、外交青書よりもさらにそういう考え方が非常にはっきりとあらわれているものとしては、外務省がまとめられた安全保障政策企画委員会の報告というものがあると思うのです。この中の表現を見てみますと、まず、いまの世界の情勢の認識が「近年の東西関係はグローバルパワーを目指すソ連の挑戦とこれを受けて立つ米国、西側諸国によるグローバルな対応」、こうなっておる。
これは外務省内の勉強会、安全保障政策企画委員会の第一ラウンドのまとめということになっている。 グローバルな観点から自衛力の増強を図る、このような観点こそ、世界の軍拡競争とそこから生ずる緊張関係にわれわれを引きずり込むものである。われわれはそういうことを非常に危惧をする。
○矢田部理君 時間の関係もありますので次の問題に移りたいと思いますが、外務省は先般五十五年の七月でありますが、「安全保障政策企画委員会第一ラウンドとりまとめ骨子」ということで安全保障政策なるものを公表いたしました。
先ほども話ございましたが、安全保障政策企画委員会が取りまとめになりました「安全保障政策企画委員会第一ラウンドとりまとめ骨子」というのがありますけれども、これは大体どういうふうな性格のものなんですか、これは。
○説明員(大塚博比古君) この委員会は、正式には安全保障政策企画委員会と申しまして、昨年の四月から、当時の外務審議官でありました高島審議官を委員長といたしまして、外務省の関係局の中堅クラス、審議官、参事官クラスを中心に設けました勉強会でございます。したがいまして、この勉強会は高島委員長のもとで過去におきまして月に一回、約十三回会合を持ちまして、このたび 一応の取りまとめに至ったわけでございます。